CONCEPT

本冊子「AZUMO(アズモ)」は長野県安曇野市の有志で集まった中学生のこどもたちが、プロのクリエイターと一緒に制作した地域情報誌です。自分たちで地元のことを調べたり取材をしたりして得た情報を元に、こどもがイラスト・写真・原稿を制作し、プロのクリエイターで編集・デザインをしました。この冊子を読んで、安曇野の良さが少しでも伝わったら嬉しいです。

コロマガプロジェクトを通して、 実現していきたいこと

・ふるさとの良いところを知って自慢できるこどもたちが増えること。

・ふるさとに住みたい、ふるさとで働きたいと思うこどもたちが増えること。

・自己肯定感が高いこどもたちが増えること。

・こどもたちの創造性・独創性を育み活かす機会が増えること。

・「デザインの力」を理解できるこどもたちが増えること。

・地域コミュニティに関心を持つ大人とこどもたちが増えること。

・大人とこどもが一緒に創り出す関係が増えること。

冊子タイトル「AZUMO」の名付け親は、第1期生のめいちゃん。

「安曇野を「もっと」知ってほしい。「もっと」好きになってほしい、という気持ちを込めて名付けました。」

冊子づくりの流れ

安曇野にゆかりのあるプロクリエイターと安曇野に詳しい大人たちから、冊子に必要な知識と体験を五感で吸収!なぜ自分がこれを作るのか・どんなことを伝えたいのかを感じとることで、より一層自分が制作するもの意味を見出すことができ想いを込められます。

1 テーマを学ぶ

まずは、創刊号のテーマ「安曇野の水」を詳しく知る方を講師に招き、全員でお話を聞きます。その上で、テーマに合わせてどこに取材するべきか全員で意見を出し合います。

2 取材先を調べる

次に、取材先ごとのチームに分かれて、取材先がどんな人で、どんな場所で、どんなことをしているのかを調べて、どんな記事にするかを全員で想像力を膨らませていきます。

3 取材先に足を運ぶ

いざ取材当日!自分は中学生クリエイターとして取材に来ているという責任感が感じられる瞬間です。見て、聞いて、匂って、食べて、触ってみて…全身でインプットを行います。

4 素材と構成ラフ作り

取材を終えたら、素材作りに取りかかります。仕上がった写真・イラスト・文章をそれぞれの担当が持ち寄って、どんな記事にまとめるか構成について話し合いを重ねていきます。